git add と git commit を理解する(ステージングの仕組み) – 4/12

前回の記事では Gitの基本コマンド

  • git init
  • git add
  • git commit

を紹介しました。

今回はその中でも特に重要な

git add
git commit

もう少し深く解説します。

Gitを理解する上で一番重要なのは

ステージング

という概念です。

この記事では次の内容を解説します。

  • Gitの3つの状態
  • ステージングとは
  • git add の役割
  • git commit の役割
  • 実務での使い方

Gitの3つの状態

Gitではファイルは次の3つの状態を持ちます。

Working Directory
Staging Area
Repository

順番に説明します。


Working Directory

Working Directoryは

作業中のファイル

です。

例えば

app.js
index.html
style.css

など、編集しているファイルです。

この段階では Gitの履歴にはまだ保存されていません。


Staging Area

Staging Areaは

コミット予定の変更

を保存する場所です。

この状態にするには

git add

を使います。


Repository

Repositoryは

Gitの履歴

が保存される場所です。

ここに保存する操作が

git commit

です。


Gitの状態イメージ

Gitの状態は次のような流れになります。

Working Directory
        ↓
     git add
        ↓
   Staging Area
        ↓
     git commit
        ↓
     Repository

この流れを理解することが Git理解の最重要ポイントです。


git add の役割

git add

変更をステージングする

コマンドです。

git add app.js

このコマンドを実行すると

app.js

の変更が Staging Area に登録されます。


git add の例

例えば次のような状況です。

ファイル

app.js
style.css

を変更したとします。

その状態で

git status

を実行すると

modified: app.js
modified: style.css

と表示されます。

ここで

git add app.js

を実行すると

app.js

だけがステージングされます。

つまり

部分的にコミット

ができます。


git add . について

よく使われるコマンド

git add .

これは

すべての変更

をステージングします。

初心者はこれをよく使いますが、実務では

必要なファイルだけadd

することも多いです。


git commit の役割

git commit

変更履歴を保存

するコマンドです。

git commit -m "add login feature"

このコマンドで

コミット

が作成されます。


commitメッセージ

commitメッセージは

変更内容の説明

です。

良い例

add login feature
fix header layout
update API request logic

悪い例

fix
update
test

履歴を読みやすくするために 意味のあるメッセージを書くことが重要です。


実務でのコミットの考え方

実務では次のルールがよく使われます。


小さくコミットする

ログインUI追加
↓
ログインAPI追加
↓
ログインバグ修正

のように 変更単位ごとにコミットします。


機能単位でコミット

add login form
add login API
fix login validation

1コミット1目的

コミットは

1つの変更

を基本にします。


git commit -am

便利なコマンド

git commit -am "message"

これは

add + commit

を同時に行います。

ただし

新しいファイル

には使えません。


git diff

コミット前に変更を確認するコマンドです。

git diff

ステージング済み

git diff --staged

このコマンドは実務で非常によく使います。


Git作業の基本フロー

基本的なGit操作は次の通りです。

ファイル編集
↓
git status
↓
git add
↓
git commit

この流れを繰り返します。


まとめ

この記事では git add と git commit を詳しく解説しました。

重要なポイント

Working Directory
↓
git add
↓
Staging Area
↓
git commit
↓
Repository

この仕組みを理解すると Gitの動作がかなり理解しやすくなります。


次の記事

次回は

Gitブランチ

を解説します。

ブランチを理解すると

安全に機能開発

ができるようになります。

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