MovableType 4.27-ja で構築されているブログの記事データを WordPress 6.1.1 の新規サイトへのデータ移行を行いましたが、MovableTypeにもWordPress同様にカスタムフィールドがあることを知らないまま進めて少し痛い目をみた。以下、今後のために作業のメモ。
「Movabletype⇒WordPress カスタムフィールド含むデータを移動する方法」こちらの記事を参考にさせていただき無事にデータ移行することが出来ました。有難うございましたm(_ _)m
カスタムフィールド確認（MT側）
対象ブログの “設定” -> “カスタムフィールド” と進み利用しているカスタムフィールドの一覧と各フィールドのキー（＊MT用語だとベースネーム？テンプレートタグ？が正しい？）を控えます。
カスタムフィールド一覧
編集ページ
テンプレート作成（MT側）
一覧ページ
“デザイン” -> “テンプレート” と進みインデックステンプレートを作成します。
作成ページ
テンプレートの内容は、こちらの記事内で紹介されていた “MT_WP_export.zip” 内の “export1.xml” の内容を利用させていただきました。（＊プラグイン「EntryCategoryID」のインストールが必要です）
保存後に再構築を行い生成されたファイルをダウンロードしWordPressのインポーターでインポートします。
カスタムフィールドの指定
“photo0” というキーの値をWordPressでも利用する場合は、以下のように “wp:postmeta” のブロッックを用意します。
<wp:postmeta>
<wp:meta_key>photo0</wp:meta_key>
<wp:meta_value><mt:photo0></wp:meta_value>
</wp:postmeta>“photo0 / photo1 / photo_txt” の３つある場合は、”wp:postmeta” ブロックを複数用意します。
<wp:postmeta>
<wp:meta_key>photo0</wp:meta_key>
<wp:meta_value><mt:photo0></wp:meta_value>
</wp:postmeta>
<wp:postmeta>
<wp:meta_key>photo1</wp:meta_key>
<wp:meta_value><mt:photo1></wp:meta_value>
</wp:postmeta>
<wp:postmeta>
<wp:meta_key>photo_txt</wp:meta_key>
<wp:meta_value><mt:photo_txt></wp:meta_value>
</wp:postmeta>インポート（WP側）
WordPress管理画面の “ツール” -> “インポート” から WordPressインポートツール（WordPress Importer）で MovableType管理画面で生成したWordPress eXtended RSS (WXR) ファイルをインポートします。
動作環境情報
"エックスサーバー" スタンダード(旧X10) "PHP" 7.4.28 "MariaDB" 10.5 "MovableType" 4.27-ja "WordPress" 6.1.1 "WordPress Importer" 0.8
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