「Advanced Custom Fields(ACF)」として知られていたプラグインは、フォークされて「Secure Custom Fields」に改名されました。本記事では、Secure Custom Fieldsを用いてWordPressサイトのリッチエディタ(WYSIWYG)フィールドの高さを調整する方法をご紹介します。
利用環境
- Secure Custom Fields バージョン: 6.3.9
- WordPress バージョン: 6.6.2
- PHP バージョン: 8.1.29
リッチエディタの高さを変更する方法
以下のコードを functions.php
ファイルに追加することで、Secure Custom Fieldsのリッチエディタの高さを変更できます。今回は、エディタの高さを600pxに設定する方法を例にしています。
/**
* Secure Custom Fields リッチエディタ高さ調整
*/
function custom_scf_wysiwyg_all_height()
{
?>
<script type="text/javascript">
(function($) {
$(document).ready(function(){
// 全てのwp-editor-areaクラスのtextareaの高さを600pxに変更
$('.wp-editor-area').css('height', '600px');
});
})(jQuery);
</script>
<?php
}
add_action('acf/input/admin_footer', 'custom_scf_wysiwyg_all_height');
コードの解説
add_action('acf/input/admin_footer', 'custom_scf_wysiwyg_all_height');
Secure Custom Fieldsのリッチエディタが表示される管理画面のフッターに、JavaScriptコードを追加しています。$('.wp-editor-area').css('height', '600px');
jQueryを用いて、すべてのwp-editor-area
クラスに高さを600pxに設定しています。
カスタマイズのポイント
- 高さの調整: 600pxに設定した高さは、好みに応じて任意の値に変更できます。サイトデザインや用途に合わせて適切な高さを選択しましょう。
- 競合に注意: 他のプラグインやテーマが同様の
wp-editor-area
クラスにスタイル指定を行っている場合、スタイルの競合が発生する可能性があります。この場合、クラスに追加のセレクタやスタイルシートで独自の指定を行うと良いでしょう。
まとめ
Secure Custom Fieldsのリッチエディタ高さを調整することで、管理画面でのコンテンツ作成がより快適になります。このコードを追加することで、管理画面の表示が改善され、操作性も向上するでしょう。
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