売上や業務の目標管理で、「月末までにあと何日残っているのか?」を手動で入力していませんか?
Googleスプレッドシートを使えば、日付を自動で取得して、残り日数を常に最新の状態に保つことができます。
本記事では、売上の目標管理にも役立つ「今月の残り日数」の自動表示方法を紹介します。
今月の残り日数を自動で表示する数式
Googleスプレッドシートのセルに、次の数式を入力するだけでOKです。
=EOMONTH(TODAY(), 0) - TODAY()
この関数の意味
関数 | 説明 |
---|---|
TODAY() | 現在の日付を取得 |
EOMONTH(TODAY(), 0) | 今月の月末日を取得 |
EOMONTH(...) - TODAY() | 今日から月末までの「残り日数」を計算 |
例えば、7月8日にこの数式を使うと「23」と表示されます(7月31日までの残り日数)。
今日も含めたい場合
「今日を含んで」残り日数を表示したい場合は、次のように +1
を追加してください。
=EOMONTH(TODAY(), 0) - TODAY() + 1
1日あたりの必要売上も自動計算
売上の残額(未達成分)を入力しておけば、残り日数と連動して「1日に必要な売上」も自動で算出できます。
以下のように数式を組み合わせることで、日々の進捗がひと目でわかります。
セル例 | 内容 | 数式例 |
---|---|---|
B1 | 月次目標まで | =769000 (手動で入力) |
B2 | 残り日数 | =EOMONTH(TODAY(), 0) - TODAY() |
B3 | 1日に必要な売上 | =IF(B2>0, B1/B2, "") |
地域設定も忘れずに(日本時間にする方法)
スプレッドシートの「地域設定」が日本になっていない場合、TODAY()
の日付がずれることがあります。
以下の手順で日本時間に設定しておきましょう。
- 「ファイル」 > 「設定」 > 「全般」タブ
- 地域:「日本」に設定
おわりに
月末までのカウントダウンを自動で表示するだけで、売上目標の進捗管理がとてもスムーズになります。
小さな工夫ですが、毎日の作業負担を減らし、数字に集中できる環境を整えましょう。
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