GitHubでSSH接続を使うまでの手順まとめ（SSHキー作成〜初回コミット）

GitHubの操作をより安全かつスムーズに行うためには、HTTPSではなくSSH接続を使うのがおすすめです。本記事では、MacBook Air M4 環境を使って、SSHキーの作成からGitHubへの登録、初回コミットまでの一連の手順を紹介します。

1. SSHキーの作成（MacBook Air M4）

まず、ターミナルを開いて以下のコマンドを実行します。

ssh-keygen -t ed25519 -C "your_email@example.com"
  • -t ed25519：安全性とパフォーマンスに優れた鍵方式
  • "your_email@example.com"：GitHubに登録しているメールアドレス

プロンプトの流れ

  • 保存先：そのまま Enter → 例 /Users/yourname/.ssh/id_ed25519
  • パスフレーズ：任意（空でもOK）

生成後に作成されるファイル：

  • ~/.ssh/id_ed25519（秘密鍵）
  • ~/.ssh/id_ed25519.pub（公開鍵）

2. SSHエージェントを起動し鍵を登録

eval "$(ssh-agent -s)"
ssh-add ~/.ssh/id_ed25519

3. 公開鍵をGitHubに登録

  1. 公開鍵の内容を表示：
cat ~/.ssh/id_ed25519.pub
  1. 表示された ssh-ed25519 から始まる1行をコピー
  2. GitHubにログインし、以下のページにアクセス：
    https://github.com/settings/keys
  3. 「New SSH key」をクリックし以下を入力：
  • Title：例）MacBook Air M4
  • Key：コピーした公開鍵の内容
  1. 「Add SSH key」で登録完了

4. GitHubへのSSH接続確認

ssh -T git@github.com

初回は以下のように表示されます：

The authenticity of host 'github.com (IP address)' can't be established.
Are you sure you want to continue connecting (yes/no)?

→ yes と入力

認証に成功すると以下のようなメッセージが表示されます：

Hi yourusername! You've successfully authenticated, but GitHub does not provide shell access.

5. SSH接続でリポジトリをクローン

git clone git@github.com:yourusername/your-repo.git

空のリポジトリの場合：

warning: You appear to have cloned an empty repository.

この警告は問題ありません。

6. 初回コミットの実行

cd your-repo
echo "# My Project" > README.md
git add .
git commit -m "Initial commit"
git branch -M main
git push -u origin main

まとめ

これで、MacBook Air M4 環境からGitHubへSSH接続を使って安全にリポジトリ操作を行う準備が整いました。今後はトークンやパスワードの入力なしで快適に git push や git pull が行えます。

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