WordPressにはリビジョンという更新記録を保存してくれる機能がありますが、リビジョンの保存数が多くなることでデータベースがどんどん肥大化していきサイト表示速度が遅くなる原因になることもあります。
今回はそんなリビジョンの保存数と自動保存間隔の変更方法について書きます。
リビジョン保存数変更
変更方法は「wp-config.php」ファイルに定数 “WP_POST_REVISIONS” に値を設定して変更します。※リビジョン保存機能で保存されたリビジョンに加えて自動保存でもう1つ保存されます。
リビジョン数を5つに設定
define( 'WP_POST_REVISIONS', 5 );
全てのリビジョンを保存する設定
define( 'WP_POST_REVISIONS', true ); // -1 も可
リビジョンを保存しないようにする
define( 'WP_POST_REVISIONS', false ); // 0 も可
リビジョン自動保存間隔の変更
10分で自動保存する
変更方法は「wp-config.php」ファイルに定数 “AUTOSAVE_INTERVAL” に値を設定して変更します。
define( 'AUTOSAVE_INTERVAL', 600 );
リビジョン自動保存機能を停止
自動保存機能を停止する場合は「wp-config.php」ではなく「functions.php」などに以下のコードの追加する必要があります。
<?php
/**
* リビジョン自動保存機能を停止
*/
function ag_disable_autosave()
{
wp_deregister_script('autosave');
}
add_action( 'wp_print_scripts', 'ag_disable_autosave' );
動作環境情報
エックスサーバー(x10) PHP 7.2.17 MySQL 5.7 WordPress 5.3.2
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