この記事では、エックスサーバードメインで管理されている co.jp
ドメインを、**ムームードメインへ移管(=指定事業者変更)**する手順を紹介します。
法人向けドメインの co.jp
は、一般的な gTLD ドメイン(.com など)と比べて、やや手続きが複雑なようです。
ただし、以下の流れに沿って進めればスムーズに対応できると思われます。
概要
- ドメイン種別:
co.jp
- 移管元:エックスサーバードメイン
- 移管先:ムームードメイン
事前に知っておきたいこと
co.jp
ドメインの移管には、認証鍵(AuthCode)とレジストラロックの解除が必要になるようです。- エックスサーバーでは、毎週水曜日の午後に移管承認処理を行っているそうです(※サポートへ確認済み)。
移管手順
1. エックスサーバーでドメインの解約申請
エックスサーバーのアカウントにログインし、契約一覧から該当ドメインの契約情報を開きます。
その中にある「解約する」ボタンから解約申請を行う流れとなっているようです。
※自動更新が有効になっている場合は、先に解除してから申請を進める必要があるようです。
2. 認証鍵(AuthCode)の取得
「契約情報」ページにある「認証鍵を確認」ボタンをクリックすると、AuthCode(認証鍵)を確認できるようになっています。
- 認証鍵には有効期限が設定されているため、期限内に移管申請を行う必要があるようです。
- 有効期限が切れてしまった場合は、再生成も可能のようです。
3. レジストラロックの解除
同じ「契約情報」ページ内にある「レジストラロック情報」の「設定変更」から、レジストラロックを解除できます。
既に「解除中」と表示されている場合は、特に変更の必要はないようです。
4. ムームードメインで移管申請
ムームードメインにログインし、対象の co.jp
ドメインに対して移管申請を行います。
このとき、エックスサーバーで取得した**認証鍵(AuthCode)**を入力する必要があるようです。
5. 移管承認処理(水曜午後)
エックスサーバーでは、毎週水曜日の午後に co.jp
ドメインの移管承認処理を実施しているそうです。
このため、移管申請はできる限り水曜日の正午までに完了させておくと良いようです。
承認処理が完了すると、ムームードメイン側で移管完了が反映されるようになっています。
まとめ
手順 | 内容 |
---|---|
1 | エックスサーバーでドメイン解約申請 |
2 | 認証鍵(AuthCode)を取得 |
3 | レジストラロックを解除 |
4 | ムームードメインで移管申請 |
5 | 水曜午後に移管承認処理(エックスサーバー) |
チェックポイント
- 自動更新の解除は済んでいるか
- 解約申請は完了しているか
- 認証鍵の有効期限は問題ないか
- レジストラロックは解除済みか
- 水曜正午までに申請が完了しそうか
法人向けの co.jp
ドメインは、一般的なドメインよりもやや手続きが煩雑な印象を受けますが、要点さえ押さえれば問題なく移管できるようです。
特に、「水曜日の午後に移管承認が実施される」というタイミングを意識して進めることで、余計な待機時間を減らすことができそうです。
コメント