請求書の入力は、いまも「発行日・登録番号・金額・明細を1枚ずつ手で打つ」現場が多く残ります。AIで読み取るだけでは「数字を取り違えていないか」という不安が消えません。そこで、読み取った数字どうしを機械で突き合わせて検算し、合わないものだけ人に回す自社サービス「ヨミアワセ」を作りました。読み取りはAI、確定は人です。
課題
月末にまとめて届く請求書を1枚ずつ入力するのは手間で、打ち間違いも怖い。かといってAIに任せきりにすると、読み取りミスにそのまま気づけません。「速く入力したい」と「数字を間違えたくない」を同時に満たす必要があります。
やり方(かんたんに)
- 請求書の PDF・画像をアップロードする(一度に20枚まで)
- 項目と明細を読み取る(電子PDFはサーバー内、スキャン・写真は外部AIで)
- 読み取った数字どうしを機械で突き合わせて検算する
- 合わないものだけ「要確認」にし、人が確認して確定、CSVで出力
読み取るだけでなく、読み取った値を互いに検算してから渡します。合わないものだけが人の確認に回ります。
PDF・PNG・JPEG をまとめて受け付けます(一度に20枚、複数ページのPDFにも対応)。
電子発行のPDFはサーバー内で読み取り、検算が合えば外部に送りません。スキャン・写真・検算が合わないものだけ外部AI(Claude)に送って読み取ります。
「小計+消費税−源泉=合計」「明細の合計=小計」「数量×単価=金額」「登録番号がT+13桁か」「支払期限が発行日より後か」を突き合わせ、合わないものを「要確認」にします。
元の請求書と並べて確認・修正し、Excel用の一覧か、会計ソフト用(弥生インポート形式)の仕訳CSVで書き出します。
読み取り結果は必ずしも正確ではありません。会計処理に使う前に、元の請求書と照らして確認する前提の道具です。
結果
| 項目 | 実測値 |
|---|---|
| 検算ルール | 5種(合計・小計・明細・登録番号・支払期限) |
| 社内の合成サンプルでの項目一致率 | 167項目中165(98.8%) |
| 料金プラン | フリー ¥0/月(月10枚)〜 スタンダード ¥2,980/月(月500枚) |
「数字が入る文書をAIに読ませたいが、間違いは許されない」——ヨミアワセは、読み取りと検算を分け、合わないものだけ人に回すことでこの両立を狙っています。同じ考え方は、帳票以外の入力・照合業務にも応用できます。ご相談はお問い合わせから。
技術構成
- Laravel / Stripe(課金)/ Claude API(画像読み取り)
- ハイブリッド読み取り:電子PDFはサーバー内のOCR+ルールで処理し、検算が合えば外部に送らない。スキャン・写真・検算が合わないものだけ外部AI(Claude)に送る
- 検算で誤りを捕まえる:読み取った値を相互に突き合わせ(合計・小計・明細・登録番号・支払期限)、不一致は「要確認」へ
- インボイス制度対応:登録番号・税率ごとの消費税・源泉。適格請求書発行事業者公表システムの Web-API を利用(内容は国税庁が保証するものではありません)
読み取りは「外に出す範囲を絞る」ハイブリッド。読み取った数字は機械で検算します。
読み取り精度は完全ではない前提で、検算と人の確認を組み込んでいます。設計の考え方は 保守レポートの検算 と同じ系譜です。
書かれていること(都合の悪いことも書く)
- 読み取りは完全ではありません。検算で合わないものを「要確認」として知らせる設計で、会計処理に使う前に人の確認が前提です。
- 電子帳簿保存法の保存には対応していません。入力を効率化する道具で、元ファイルは90日で自動削除(読み取り結果は残ります)。保存は会計ソフト等で行ってください。
- 試験提供中。料金・仕様は変更の場合があります。
ここは測っていない
- 実際の顧客帳票での読み取り精度 … 公開時点の数値は社内の合成サンプルでの機械照合のみ
- 導入社数・継続率 … 公開直後のため実績なし
- 「入力工数が◯%減った」 … 手入力との比較は未計測
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